2018-01-01から1年間の記事一覧

肛門中点定理による大便地獄の定理の証明

朝の空気が氷のように冷たい。ついこのあいだまで半袖シャツを汗で濡らしていた気がするのに、気がつけばこのあり様である。まったく心地の良い秋というのはどこに行ったらあるのだろうか。もしかしたら秋というのは大昔の幻想で、現代の地球は春、夏、冬の…

自然数に対するうんち的アプローチ

人間というのはときに自らの幸福に盲目的になってしまう生き物だ。今自分が置かれている環境にありがたみを感じることなく、ないものばかりに目を奪われ自らを恵まれていない、不幸であると錯覚する。 当たり前のことを当たり前だと思わないこと。それが幸福…

シュレディンガーのうんち

物理学の世界は実に難しい。経済学の扱う単純な複利計算にも日々頭を悩ませている僕には到底理解できない領域である。とりわけ相対論と並んで現代物理学の根幹を成すと言われる量子論に至っては、てのひらのしわの数をかぞえていた方が有意義なのではないか…

うんちと赤ちゃんの区別がつかない件

眠気を覚ますように頭からシャワーを浴びる。ふと鏡に写ったありのままの自分の姿を見て、僕は絶望した。 最近太ったな......。 誰に語りかけるでもなくつぶやいた言葉が、一人暮らしの狭い浴室に切なくこだまする。 今日も肌寒い。濡れたからだを雑に拭いて…

真夏に肛門がブチギレている

すぐきれるやつというのはどうにも扱いづらい。 ガムテープで遊んでいたらもったいないと言いながら暴力的なまでにきれてくるやつ。 昼食の配膳中に居酒屋ごっこをしていたらうまく聞き取ってもらえずちゃんと言えときれてくるやつ。 面談用に用意してあった…

しゃべるうんちの将来設計

女の子に話しかけたい。 いや、正直女の子じゃなくていい。 でもせっかくなら女の子がいい。 女の子に話しかけたい。 さて、気がつけばまたテストテストの地獄の一週間がすぐそこまで迫ってきているわけだが、今期も今期とて一向に反省の色は見られず、ただ…

泥水うんちは犯罪ですか?

先日までの豪雨が嘘のように天気がいい。空高く突き上がる入道雲に夏の気配を感じながら、ジリジリと身を焦がす太陽を背に足取りは重い。暑さもそうだけれど、最近どうにも悩みが尽きないのだ。こんな時こそ雨でも降ってくれれば雰囲気が出るというのに、一…

明日のうんこがめちゃめちゃ臭い可能性

その日の僕は、今日は夜更かしができるぞと浮かれ調子だった。仮に翌日が休日ではなかったとして素直に床に就いていたかと聞かれると少々疑問は残るけれど、後ろめたさなく起きていられるという点でやはり気持ちは違ってくる。 創立記念日。 大抵の学校には…

肛門を貫く剛剣の伝説

社会の、あるいは小さなコミュニティにおいても、その秩序を維持するために構成員の従うべきルールを設定するということは、ある程度必要なことであろう。 たとえばスポーツであれば、試合の効率化、競技の差別化、選手の安全確保などさまざまな目的に沿って…

アンハッピーバースデー

1月というのは、心機一転何か新しいことを始めたり、あるいは今まで中途半端になってしまっていたことに改めて気合を入れなおしたりするにはこれ以上にないくらい都合のいい時期だ。 かくいう僕も、2018年からはがんばろうなどというこれまで何百回と言って…